美大入試の英語学科試験は易しくはありません。高校終了程度の英語力は必須ですが、英語は勉強しなくなると忘れてしまいます。
前半7月までは基本文法や単語・熟語力を中心に演習をおこない、9月よりは多摩美・武蔵美の入試過去問題を中心に長文読解力を養い、得点ポイントをしっかり身に付けます。
両大学ともに共通していることは、難問奇問が少ないこと。また一般大学入試問題と比較すると、かなり特異な出題形式をとっているということです。逆にいえば、その傾向を把握することによって大幅な得点アップも期待できるということになります。国語コースでは、年間を通じて演習をくり返し行い解答の手順を身に付けて、得点源を発見するトレーニングをおこないます。
美大入試の学科で合否を大きく左右する英語において着実に得点を上げるためには、確実な基礎力の養成と、単語・熟語力の充実が前提となります。
週1回という限られた授業時間ですが、美大入試のポイントである長文読解を中心に、基本文法の確認と徹底を適宜おこなっていきます。