岩絵の具や和紙を使い、本格的な日本画制作をおこないます。日本画本来の画材の特徴や制作プロセスを理解し、日本画というジャンルを選んだ動機を再認識できる機会でもあります。完成作品は併設のギャラリーで展示発表をおこないます。
大石膏は、研究所所有のミロのビーナスや円盤投げなどの大型石膏像を多数組み合わせ大空間に設置し、全紙大の用紙に鉛筆写生する課題です。大着彩は、グループ毎に分かれそれぞれのテーマに合わせて大掛かりなモチーフセットを組みモチーフを組み全紙大の用紙に着彩写生する課題です。どちらも約1週間という期間をかけじっくりと制作に取り組み、完成度の高い作品づくりをおこないます。
例年、10月と11月に東京芸術大学の素描・着彩入試に対応したコンクールをおこないます。作品講評では丁寧な解説と具体的なアドバイスが受けられます。(芸大生デモンストレーターも参加予定)